日本拳法・左禅丸が語る「本当に楽しんでやれればいいと思っています」【第7回敬天愛人練武大会】

7月21日(月・祝)ひがしんアリーナで行われる第7回敬天愛人練武大会。そのプロ試合に出場する紅ケン選手にインタビューしました!

日本拳法、シラット、二天一流、キックボクシングなどなど様々な武道・格闘技を収め、多様な舞台で闘い続ける左禅丸選手に、今大会への意気込みを聞きました。

左禅丸「真っ正面から殴り合って、派手に魅せる」

――お名前と所属を教えてください。
左:左禅丸と申します。所属は4つありまして、二天一流の東京支部、日本拳法自由会、プンチャックシラットのパンリプール派、あとは格闘技のジムに通っています。

――これまでの格闘技歴、武道歴をお願いします。
左:高校1年の時に空手を始めて、そこから37年になります。組み技も打撃も両方やっています。

――バックボーンの武術について、詳しく教えていただけますか。
左:バックボーンは日本拳法が一番長いです。日本拳法は防具とグローブをつけて思いっきり殴り合う競技なので、殴り合う実力が非常に培われるものだと思っています。

――今日は二天一流の道場での撮影ですが、どういう流れで剣術を始められたんですか?
左:もともとは巌流島の流れで、「e-combat 交陣」という電子剣術のゲームへの出場を誘われました。1回目で決勝で負けてしまい、それが悔しくて剣術をちゃんと学んでみようかなと思ったのが一つです。あとは巌流島に出ていたので、宮本武蔵の剣術を習いたかったというのもあります。

――二天一流を始められて、素手の技術に変わったことはありますか?
左:だいぶ変わった部分があります。無駄な力を使わなくなったというか、コスパが良くなったのと、右手の使い方がうまくなりました。右のパンチなども使えるようになってきたと思います。

――禅丸選手の戦い方の特徴やスタイルの強みはどういうところですか?
左:色々な試合に出場していますが、基本的には真っ向から殴り合うことと、比較的頑丈なので多少もらっても平気だというところが強みです。

――最初に空手を始められたということでしたが、そのきっかけは何だったんですか?
左:もともとアトピー性皮膚炎がひどく、中学校の時にいじめられていたので、復讐してやろうと思って空手を始めました。ただ、空手は本当に厳しくてそれどころではなくなりました。トレーニングしていくうちに代謝が良くなったのか、アトピー性皮膚炎が劇的に良くなったんです。これは一生続けないといけないなと考えて続けています。

――敬天愛人の出場を決めた理由は何だったんですか?
左:巌流島の流れもありますし、仲間がたくさんいて非常に楽しくやっている中で、そこで試合ができるのが一番楽しいかなと思って出場を決めました。

――今回の試合に向けて、どのような準備をしていますか?
左:一番は、特技であるパンチを活かすため、殴られてもいいように首の鍛錬などを非常に重視しています。

――対戦相手について、印象を教えてください。
左:スピードが速いことと、打撃力が強いという印象です。去年の敬天愛人EXPO vol.2で胸を叩かれた時、本当に重くてびっくりしました。攻撃力とスピードがある選手だと思っています。

――どんな部分を警戒していますか?
左:遠くから来る、ノーモーションの突きには注意したいです。できれば接近戦に持ち込んで殴り合いができればと思っています。

――体格差があると思うのですが、そこについてやりづらさみたいなのはないですか?
左:もともと無差別級にずっと出ていて、私より体重が重い人とばかりやっているので、正直やりづらいですね。

――審判もされていると思いますが、敬天愛人の印象について教えてください。
左:お互いを尊敬しあって、非常に良い空間の中で面白く試合ができています。それをさばく人たちも仲良くやっているので、みんな楽しくやっています。やっている人が楽しいと見ている人も楽しいので、良い空間だと思います。

――禅丸さんが格闘技や武道をする上で大切にしていることがあれば教えてください。
左:楽しむというところですね。楽をしようというよりも、本当に楽しんでやれればいいと思っています。楽しいと思ったら、辛いことも楽しいので、それは努力とは言わず、普通に楽しんでいるだけという感じです。楽しむかどうかというところを大切にしています。

――カメラに向かって、対戦相手に一言お願いします。
左:お互い体重も体格も違いますが、良い試合ができればと思っています。観客が盛り上がるような試合ができればいいと思っているので、よろしくお願いします。

――観戦してくれるお客さん、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
左:私は真っ正面から殴り合って、派手に見せることはできますので、楽しんでいただければと思います。応援をよろしくお願いします。

・左禅丸

52歳 / 173cm / 83kg
・武道・武術・格闘技歴:37年総合的にやってます。
・バックボーン:日本拳法
・所属:セリガラセニベラ
・戦績:敬天愛人通算6勝2敗
2024 IMPACT初代キングオブ殴者
2023 IMPACTタイヤインパクト80-85初代王者
2019・2022・2023 日本拳法連盟東京都大会マスターズの部 優勝
2019 超人スポーツ認定・第2回eコンバット交陣 優勝
2017 コンバットレスリング全日本選手権マスターズー82kg級優勝
2016 コンバットレスリングアジア選手権マスターズ-74kg級優勝
2014 キックボクシングTRIBELATEシニアリーグミドル級王者
2013、2014 全日本サンボ・マスターズ-82kg級優勝
2000 第3回日本拳法講武会館「天下布武」優勝
・必殺技:外しの波動拳と他殴り

第7回敬天愛人練武大会 大会情報/チケット

第7回敬天愛人練武大会

第7回敬天愛人練武大会 大会概要 開催日時 2025年7月21日(月・祝) 9:40開場 / 10:00開始 会場 ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)武道場 ≫ Googleマップで見る 主…

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