KENGO・森川則明、両選手の師匠が語る「現代空手道研究会」とは何か?【第6回敬天愛人練武大会】
9月7日(土)墨田区総合体育館で行われる第6回敬天愛人練武大会。そのプロ試合に出場する森川則明選手とKENGO選手が所属する、現代空手道研究会とはいったいどんな団体なのでしょうか?
二人の師匠であり現代空手道研究会の会長である、園田康博先生へのインタビューを公開します。
園田康博「武道としての空手を追求する」
――自己紹介をお願いします
「現代空手道研究会、会長の園田と申します」
――現代空手道研究会について詳しく教えてください
「一言で言いますと武道としての空手を追求するということになります。武道と一言で言っても範囲は非常に広くなりますけど、スポーツとして勝敗を競うということではなくて、いざというときに自分の実力をどれぐらい発揮できるかということを、常に覚悟を持って取り組んでいく。そしてそれを日常の中に入れておきたいということですね。そういった武道を追求する空手をやっております」
KENGO選手について
――KENGO選手の印象は?
「私の道場は昔は「拳誠会」という形でやってたんですけど、現代空手道研究会という形に組み直した当初からの弟子であるんですが、常に前向きに課題として空手に取り組み、確実に毎年毎年実力を上げている。そのときそのときで自分で課題を持って対処するというところが素晴らしいと思います。現在も去年よりは今年の方が強いという状態を常に保ってますからね」
――KENGO選手の強みは?
「まず日本人としては体に恵まれているというのもありますから、その体を生かした攻撃の方法とをよく知ってて、かといって小さな技をしてるってわけでもないですから、オールラウンダーということになると思いますね。特に蹴り方とか突きがっていう形じゃなくて、あまり欠点がない選手と言えます」
――KENGO選手に今回の試合で期待していることは?
「普段道場で稽古してるものをそのまま出してもらえれば、それで私としては十分です」
――KENGO選手に一言メッセージをお願いします
「いつもの道場の姿勢で精神状態で頑張ってください。期待しております。」
森川則明選手について
――森川選手の印象は?
「私が一番注目しているのは克己心です。自分の欲望を抑えて、目標に向かって何事も課題を持って達成していく。非常にストイックなところがありまして、例えば体重管理や柔軟性に対する取り組みもですね、私自身だいぶ彼に教えてもらっていろんなことを参考にさせてもらってます。
彼は元々重量級の選手だったんです。体重が80キロ、90キロぐらいの選手でしたので、2~30キロ減量してることなるんです。私もちょっと真似してやってみたら、なかなか苦しかったです。でも彼が目の前で実績を出すので、私も頑張ってこの1年ぐらいで10キロぐらい減量したんですよね。非常にありがたかったですね。」
――森川選手の強みは?
「私から見て、彼の強みは蹴り技にあると思います。蹴り技が非常に巧みです。回し蹴り一つとっても、いろんな角度で回し蹴りができますし、体が柔らかい。しかも年齢を感じさせない、持久力もある。だからKENGO君とは違った意味のオールラウンダーだと言えます」
――森川選手に今回の試合で期待していることは?
「いつも普段の自分を出してもらえればもうそれで十分だと思っております」
――森川選手に一言メッセージをお願いします
「いつも道場でやってる組手の感じで、自分の実力をそのまま出してください」
・園田康博
昭和23年 福岡県生まれ
現代空手道研究会会長兼師範
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