第7回敬天愛人練武大会・レポート

2025年7月21日(月・祝)に墨田区総合体育館にて、第7回敬天愛人練武大会が開催されました! 今回も総勢68名の選手による異種格闘技戦が繰り広げられ、様々なドラマが生まれました!

大会ハイライト

ルールミーティング

大会前に選手向けのルールミーティングが行われました。

開会式

大会実行委員長 菊野克紀による開会宣言

株式会社J’zの佐々木様のご挨拶

東方商事、佐渡正城先生の南拳の鉄手環の演武

アマチュア試合の様子

対武器や環境利用、複数人による集団戦など、様々なルールで白熱した試合を見せてくれました。

観客判定

時間内に決着がつかなかった試合は、観客が主審となって紅白ボードで判定。会場が一体となって試合に参加していました。

プロ試合

第一試合 守屋優日 VS 森田ヒカル

上段突き有り基本ルール / 1分1ラウンド(延長1分) / 無差別

誰ツヨDOJOyの守屋優日選手は前回大会でもKO勝利を収めた勢いのあるファイター。対する森田ヒカル選手はムエタイをバックボーンに持つ選手で、今回がプロデビュー戦。若いエネルギーがぶつかり合う展開となりました。

序盤から守屋選手が前に出て攻め立て、森田選手の蹴り足をキャッチしてそのまま押し出しを決めました。その後は至近距離での殴り合いが続きます。

ミドルキックで迎え撃つ森田選手に対し、殴り合いを選択する守屋選手。徐々に守屋のパンチが森田選手の顔面を捉え始めたところで試合終了。観客判定により守屋優日選手が勝利を収めました。

第二試合 紅ケン VS 森川則明

紅琳館の紅ケン選手は敬天愛人の常連で、審判も務めています。映画「英雄傳」でも大活躍! 対するは前回大会で守屋優日選手と戦い、惜しくもKO負けを喫した森川則明選手。

試合開始直後、紅選手が飛び蹴りから奇襲を仕掛けます。その後フルコンタクト空手らしい至近距離での打ち合いが始まり、両者ともにぐらつく場面を見せます。

試合中盤では紅選手が胴回し回転蹴りを見せる場面も。両者一歩も引かぬ殴り合いの末に試合終了。観客判定により紅ケン選手が勝利を収めました。

第三試合 押木忍 VS 溝田航一郎

前回大会でKENGO選手との激闘を制し、北斗旗やROMANなど様々な挑戦を続ける押木忍選手。対するは松濤館流空手を修める御所ノ内道場所属の溝田航一郎選手。重量級の空手対決となりました。

遠間で間合いを探る両者。最初に溝田選手が下段蹴りを仕掛け、そこから圧力を強めます。距離が近づくと組み合う展開に、溝田選手が投げてパウンドを仕掛けます。その流れで押木選手から転落を奪いました。

再びスタンドに戻り、遠間から間合いを図る両者。右の下段蹴りから仕掛ける溝田選手に、四つ組みでの展開を選択する押木選手。密着膠着でブレイクがかかったタイミングで試合終了。観客判定により溝田選手が勝利を収めました。

第四試合 西村虎次郎 VS 左禅丸

前回大会で鮮烈なKOを飾り、MVPに輝いた西村虎次郎選手。対するは巌流島でも試合経験があり、様々な大会で活躍する左禅丸選手。体重差25キロの無差別対決となりました。

最初に仕掛けたのは左禅丸選手。左選手の左の突きを、西村選手がバックステップで躱しパンチを返すがこれは当たらず。再び距離が詰まると、左選手の左の突きに西村が左フックを返しこれがヒット。

そこから圧力を強める左選手、対する西村選手は頭を振ってカウンターを当てる。試合中盤で左選手の右フックが西村選手の顔面を捉え、西村選手は目の下をカット。

試合終盤、左選手がテイクダウンに成功。四点膝をヒットさせたところで試合終了。観客判定により西村選手が勝利を収めました。

閉会式と特別賞授与

来賓の先生方から、選手の皆さんへ勝利者賞と特別賞の授与が行われました。

MVPには、紅琳館所属の安島和輝選手が選ばれました。

物販の様子

今大会でも、会場横に販売ブースを設置。

佐々木先生のSSS(ささきスポーツソックス🧦)や、中国武術用品の東方商事さん。東野整体院さんの特別施術スペースなどがありました。

また、敬天愛人カフェが新しく開店! 美味しいシフォンケーキとクッキー、コーヒーを、皆さん楽しんでいただきました。