敬天愛人ホームページにお越し頂き有難うございます。
敬天愛人実行委員長の菊野克紀です。
敬天愛人とは
文字通り天を敬い人を愛するという意味です。
人生いろんなことがありますが、天を敬い人を愛して、シンプルに生きればいいのかなと思っています。
武道、武術、格闘技に育ててもらった僕は、その価値を高めその素晴らしさを伝えようと、実戦性とエンターテイメント性と武道性に重きを置いたルールを作り、2018年に故郷鹿児島で格闘道イベント「敬天愛人」を開催しました。
敬天愛人ルールの特徴は
・密着膠着の禁止 (噛まれる、目に指を入れられる、金的を喰らうことなどを想定して)
・押出の有効性 (環境を利用する。押されることで物や段差があればバランスを崩し、階段や道路では命に関わるダメージを受けることを想定して)
・ラウンド制の廃止 (イザという時は時間制限や休憩などは無く、一瞬の攻防を大切にするため)
・セコンドの廃止 (イザという時は自分自身で考えて行動しなくてはならないため)
・体重差や服装などの不公平を認める (イザという時は条件を揃えるということはなく不公平が当たり前のため。安全には最大限注意する)
そして一番のポイントは
・観客が主観で判定を取る。それでも決着がつかなかったら18歳以下による子ども判定を取る。(強さだけでなく在り方を問うため)
です。
敬天愛人は実戦性を求めますが所詮はルールのある競技です。
競技性によって向上心を得られるプラス面もありますが、競技に特化していくために本質から離れていくというマイナス面もあります。
競技とはその日、その時に、その場所で、そのルールで闘ったらどちらが優勢だったかを競うだけの話です。
その条件が一つでも変われば結果は変わる可能性があります。
だから敬天愛人では「在り方」を問います。
自分自身を表現し、自分の学んできたことを表現する。
そしてKOや一本で決着がつかなかったら判定を観客に委ねる。
それでも決着がつかなかったら18歳以下による子ども判定に委ねる。
これらのルールによって敬天愛人のコンセプトである「親が子どもに見せたい格闘道」を体現していきます。